外国映画

『PIGGY ピギー』 お姫様抱っこの意味は?

ティーンエイジャーのサラはクラスメイトからの執拗なイジメに苦しんでいた。ある日、サラは恐ろしい現場に遭遇する。血まみれになった3人のいじめっ子たちが、謎の男の車に拉致され、連れ去られるところだった…。
外国映画

『バーナデット ママは行方不明』 天才はつらいよ

シアトルに暮らす主婦のバーナデット。夫のエルジーは一流IT企業に勤め、娘のビーとは親友のような関係で、幸せな毎日を送っているように見えた。だが、そんな時トラブルが立て続けに起き、バーナデットは姿を消してしまう……。
外国映画

『熊は、いない』 熊とハッタリとパナヒ

著名な映画監督ジャファル・パナヒは、国境近くの村にいた。パナヒはそこから国境の向こう側の撮影隊にリモートで指示を出していたのだ。村人たちは出国を禁じられたパナヒが国境近くにいることで、何かやらかさないかという目で彼を見ていたのだが……。
外国映画

『キリング・オブ・ケネス・チェンバレン』 大して問題にならない?

2011年11月19日午前5時22分。医療用通報装置が誤作動し、ケネス・チェバレンは警官たちに叩き起こされる。ケネスは緊急事態ではないと訴え、警官にお引き取りを願うのだが、それは叶わない。そして、7時にはケネスは警官に殺されることに……。
外国映画

『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』 古くて新しいドラキュラ

ルーマニアのカルパチア地方からイギリスのロンドンまで、謎めいた50個の無記名の木箱を運ぶためチャーターされた帆船デメテル号は、その航海の途上で毎夜、不可解な出来事に遭遇する。大海原をわたるデメテル号に何が起こったのか?
日本映画

『ほつれる』 不倫はお手軽な関係?

綿子と夫・文則の関係は冷め切っていた。そんな綿子の心の支えは、木村という不倫相手だった。ところがその木村は、綿子の目の前で事故に遭い、帰らぬ人となってしまう。心の支えを喪った綿子は、元の普段の生活に戻ろうとするのだが……。
日本映画

『福田村事件』 群れる動物の習性

1923年の9月1日、関東地方を大地震が襲う。多くの人びとが大混乱となり、流言飛語が飛び交う9月6日、香川から関東へやってきた行商団15名は、ちょっとした行き違いにより、興奮した村民たちに取り押さえられることになってしまうのだが……。
日本映画

『春に散る』 余計なものはいらない?

40年ぶりに故郷の地を踏んだ、元ボクサーの広岡(佐藤浩市)。彼は偶然街中で黒木翔吾(横浜流星)と出会い、そのボクシングを教えてくれと懇願される。二人の戦いは夢を諦めた周りの人々を巻き込んでいく。監督・脚本は『護られなかった者たちへ』などの瀬々敬久。
外国映画

『ファルコン・レイク』 明るい場所と暗い場所

もうすぐ14歳になるバスティアンは、両親と歳の離れた弟と一緒にフランスからカナダ・ケベックにある湖畔へとやってくる。そこで久しぶりに再会したクロエは16歳になっていて、以前よりも大人びた雰囲気で、バスティアンは彼女を意識してしまい……。
外国映画

『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』 新しいやり方

そう遠くない未来。人工的な環境に適応するよう進化し続けた人類は、生物学的構造の変容を遂げ、痛みの感覚も消えた。ソールは新たな臓器を生み出すという"加速進化症候群"なのだが、それを利用したパフォーマンスアーティストとして活動していた。
外国映画

『ふたりのマエストロ』 父と息子の厄介な関係

父・フランソワは、クラシック界で長きに渡り活躍するベテラン指揮者。ひとり息子のドニも、今やフランスのグラミー賞にも例えられるヴィクトワール賞を受賞するほど破竹の勢いの指揮者だ。ところがその授賞式に父親の姿はなかった。
日本映画

『リボルバー・リリー』 生まれ変わって生きるのは?

大正末期の1924年。元敏腕スパイ・小曾根百合は、いまは東京の花街の銘酒屋で女将をしていた。しかしある時、消えた陸軍資金の鍵を握る少年・慎太と出会ったことで、百合は慎太とともに陸軍の精鋭部隊から追われる身となる。