日本映画

『マイスモールランド』 自分は何人だと思いますか?

主人公のサーリャは、幼い頃に父親に連れられて日本にやってきた在日クルド人だ。今では日本語も流暢で、高校でも日本人に溶け込んでいる。ところが父親の難民申請は却下されると、彼女も住んでいる埼玉を出ることすらできなくなってしまう……。
日本映画

『シン・ウルトラマン』 「怪獣プロレス」だけじゃない

昭和41年からテレビで放送された『ウルトラマン』のリブート作品。『シン・ゴジラ』と同様に、庵野秀明(企画・脚本)と樋口真嗣(監督)のコラボレーションで、初めてウルトラマンが地球に現れた世界を描く。出演は斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊など。
日本映画

『死刑にいたる病』 おぞましさ以外の何か

24人を殺したとされる稀代の殺人鬼・榛村。そんな殺人鬼から雅也のもとに手紙が届く。榛村は1件だけの冤罪を主張する。雅也は榛村のためにその事件を調べることになるのだが、一体なぜ雅也は榛村のためにそんなことをするのだろうか? 監督は『凶悪』の白石和彌。
外国映画

『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』 また逢う日まで

前作でマルチバースの扉を開いてしまったドクター・ストレンジ。その報いはやはり彼にも降りかかることになる。 夢に出てきたマルチバースの間を行き来出来る少女が現実に現れ、ストレンジは彼女とその特殊能力を守るために闘うことになるのだが……。
外国映画

『ベルイマン島にて』 虚構は現実から生まれる

ベルイマンの聖地であるフォーレ島にやってきた映画監督のカップル。大御所であるトニーと、まだ駆け出しのクリス。ふたりはそこで新作映画の脚本を仕上げようと意気込むのだが、クリスはいまいち筆が進まない。その結末をどうすべきかわからなかったからだ。
外国映画

『パリ13区』 リアルなキャラクターが織りなす恋愛模様

パリ13区という高層住宅が連なる再開発地区を舞台にした群像劇。台湾系のフランス人エミリーがルームメイトを募集すると、現れたのはアフリカ系の男性。エミリーは女性のつもりだったので断ろうとするのたが、ふたりはその日にセックスすることになり……。
外国映画

『やすらぎの森』 自分勝手な森の隠者たち

舞台はカナダのケベック州にある森の中。そこは社会から逃れた男たちが隠れ住む場所だった。ところがそこにある老婆がやってくる。彼女は長年精神病院に入れられていたのだが、そこから逃げ出してきたのだった。 監督はルイーズ・アルシャンポー。
外国映画

『ハッチング -孵化-』 毒親がのさばる理由

北欧家具に囲まれた美しい白い家に住み、幸福を絵に描いたような動画を配信しているティンヤとその家族。ある日、ティンヤは森の中でカラスの卵を見つけ、それをベッドで温めるようになる。なぜか急速に巨大化していった卵はついに孵化することになるのだが……。
外国映画

『ふたつの部屋、ふたりの暮らし』 白い少女はなぜ消えた?

南仏モンペリエを見渡すアパルトマン最上階、同性愛者であるニナとマドレーヌのふたりはそこで暮らしている。ふたりの最期の夢は、アパルトマンを売ってローマへ移住することだった。しかし、そのためにはマドレーヌの子供たちから承諾を得る必要があり……。
外国映画

『TITANE チタン』 変化は恐怖か? 喜びか?

カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した作品ながら、「新時代の申し子と呼ぶべき圧倒的怪作」ともされる衝撃作。交通事故でケガを負い、頭にチタンを埋め込まれたアレクシアは、それでも車に対する執着は失わずにいたのだが……。
外国映画

『英雄の証明』 ネタになればどちらでも

ラヒムは借金を返せなかった罪で投獄されている服役囚だ。そんな彼がしたささいな善行が意外な結果を招くことに。ラヒムはそのことでSNS上で英雄として祭り上げられることになるのだが……。 監督・脚本は『別離』などのアスガー・ファルハディ。
外国映画

『ニトラム/NITRAM』 暗澹とさせる実録もの

死者35人を出したオーストラリアの「ポート・アーサー事件」を題材にした作品。本作は事件の惨劇は描かず、そこに至るまでのマーティンという犯人の姿を描く。ニトラムとはマーティンの綴りを逆さまに読んだ蔑称。 監督はジャスティン・カーゼル。
タイトルとURLをコピーしました