日本映画

『あの頃。』 今が一番楽しいと言える?

バンド活動からアイドルオタク活動へと移行した劔(松坂桃李)。彼が退屈な日々の中で癒しを感じたのはアイドルたちの姿だったのだ。仲間たちと“中学10年生”と自称するほどにくだらない内輪談義に花を咲かせる日々が、劔にとってはかけがえのない時間だった。
外国映画

『私は確信する』 人を納得させるのは難しい?

ヒッチコック好きの大学教授が完全犯罪を目論んだとして話題となった、実際に起きた未解決事件を映画化した作品。失踪したスザンヌの死体が見つかったわけでもなく、何らかの証拠があったわけでもなく、夫であるジャックは裁判にかけられることに……。
日本映画

『すばらしき世界』 思いをつなぐリレー

人生のほとんどを刑務所で過ごした三上は、13年ぶりにカタギの世界で生きていくことを決意する。原作は実在の人物をモデルにした小説で、本作はそれをもとに西川美和監督が脚本を書いたフィクションだ。元ヤクザがカタギの世界で生きていくのは可能なのだろうか?
日本映画

『哀愁しんでれら』 子供は王様?

シンデレラは王子様と幸せに暮らしましたとさ。そんなふうに幸せの絶頂で終わることになる「シンデレラ」。しかし実際には人生は続くわけで、シンデレラは本当に幸せだったのか、その続きを見せてくれるのが本作ということになるだろう。
外国映画

『わたしの叔父さん』 離れたいけど離れられない

クリスは足の不自由な叔父さんとふたりで農場を営んでいた。平穏で単調な日々だが充実してもいる。それでもやはり若いクリスは自分の夢を捨てきれなかったり、デートに出かけたい時もある。叔父さんとの生活がずっと続くはずもなく、変化が訪れようとしていた。
外国映画

『プラットフォーム』 “奇跡”は必要か?

ゴレンは目覚めると大きな穴が上下に連なった部屋にいた。そこでは一定の時間だけ降りてくるプラットフォームと呼ばれる台に乗った物を食べるしかない。しかし、そこには上の階層の者が食べ散らかした残骸しかない。生きていくためにはそれを食べるしかないのだが……。
日本映画

『ヤクザと家族 The Family』 ヤクザに選択肢などないらしい

ヤクザ者として生きていくしかなかった山本賢治という男の姿を20年に渡って描く。ヤクザが肩で風を切って闊歩していた時代と違い、今ではヤクザは社会から排除され人として生きる権利すらない。そんな今の時代にヤクザ映画を作るとはどういうことか?
外国映画

『キル・チーム』 罪悪感には空砲なし?

米軍がアフガニスタン紛争において、地元住民を殺害していたという事件を元に製作されたフィクション。 正義と愛国の精神を持つアンドリューは、その理想のためにアフガニスタンに赴くのだが、そこで出会った軍曹は地元住民をテロリストの仲間として殺害していた。アンドリューは事件を告発しようとするのだが……。
外国映画

『聖なる犯罪者』 矛盾なく成り立つ善と悪?

人を殺して少年院に入ったダニエルは、そこでイエス・キリストの教えに出合う。イエスに感化されたダニエルは、将来聖職者として生きたいと願うのだが、それは前科者には閉ざされた道だった。しかし仮釈放になったダニエルは様々な偶然が重なって、ある教会で神父の代理を務めることに……。
外国映画

『Swallow/スワロウ』 病という意味

異食症という病を患うことになった女性を描いた作品。異食症とは「栄養価の無いものを無性に食べたくなる」という症状で、主人公のハンターはビー玉から始まり画鋲なども飲み込んだりすることになる。ハンターはなぜそんな異常な行動をすることになってしまったのか?
日本映画

『本気のしるし〈劇場版〉』 人間のわからなさ

『淵に立つ』 の 深田晃司が製作したテレビドラマの劇場版。 一路はたまたま命を救うことになった浮世という女性によって地獄を見る。浮世の突拍子もない行動に一路は翻弄され、それでいてなぜか関係を絶つこともできないのだが……。
外国映画

『ソング・トゥ・ソング』 独自のスタイルは変わらず……

音楽業界で夢を追う主人公フェイは、大物プロデューサーのクックと付き合っているのだが、売れないソングライターBVのことが気になっている。華やかな音楽業界を舞台に美男美女の三角関係と、それぞれの夢を追う姿がテレンス・マリック独自のスタイルで描かれる。
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