日本映画

『敵』 至るところに敵たちが

大学教授の職をリタイアし、ひとりで暮らす渡辺儀助77歳。毎朝決まった時間に起床し、料理は自分でつくる穏やかな日々。ところが、ある日、書斎のPCに「敵がやって来る」と不穏なメッセージが流れてくる。
外国映画

『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』 彼はなぜモンスターに?

20代のドナルド・トランプは危機に瀕していた。不動産業を営む父の会社が政府に訴えられていたのだ。そんな中、トランプは悪名高き辣腕弁護士ロイ・コーンと出会うことになり……。
外国映画

『オークション~盗まれたエゴン・シーレ』 慎ましさの美徳

パリのオークション・ハウスで働く有能な競売人アンドレは、エゴン・シーレと思われる絵画の鑑定依頼を受ける。思いがけなく見つかったエゴン・シーレの絵画を巡って、さまざまな思惑を秘めたドラマが動き出す…
外国映画

『エマニュエル』 「痛み」と「快楽」の違い?

エマニュエルは仕事でオーナーからの査察依頼を受け、香港の高級ホテルに滞在しながらその裏側を調べ始めるが、ホテル関係者や妖しげな宿泊客たちとの交流は、彼女を「禁断の快感」へといざない──。
日本映画

『私にふさわしいホテル』 昨日の敵は……

新人賞を受賞したものの大物作家・東十条宗典から酷評され、不遇な目に遭っている新人作家・加代子。憧れの「山の上ホテル」に宿泊した彼女は、憎き東十条が上階に泊まっていることを知り……。
外国映画

『ブラックバード、ブラックベリー、私は私。』 中年のリアルな生態

ジョージアの小さな村に住む48歳のエテロは、ブラックベリー摘みの最中、美しい声でさえずるブラッグバードに吸い寄せられるように、崖から足を踏み外し転落してしまう。その時を境に彼女の運命が変わり始める…!
ベスト10

2024年の映画ベスト10!

年末恒例の映画ベスト10。外国映画では『哀れなるものたち』と『墓泥棒と失われた女神』の二本、そして日本映画では『夜明けのすべて』が10本の中でも特に忘れ難いものがあった。
外国映画

『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』 やっぱり映画が好き

カナダの田舎町で暮らすローレンスは映画が生きがいの高校生。社交性がなく周囲の人々とうまく付き合えない彼の願いは、ニューヨーク大学でトッド・ソロンズから映画を学ぶことだったのだが……。
外国映画

『ヨーロッパ新世紀』 ありふれた事件?

トランシルヴァニア地方の村のパン工場が、アジアからの外国人労働者を迎え入れる。よそ者を異端視した村人たちの間には、不穏な空気が流れ出す。やがて、そのささいな諍いは村全体を揺るがす対立へと発展し……。
外国映画

『型破りな教室』 過激な先生現る

麻薬と殺人が日常と化した国境近くの小学校。子供たちは常に犯罪と隣り合わせの環境で育ち、学力は国内最底辺。しかし、新任教師のフアレスが赴任し、型破りの授業によってクラスにも変化が生じ……。
外国映画

『幸せの列車に乗せられた少年』 「子ども列車」とは?

1946年、イタリア。貧しさから逃れるため、母に北部地域へと送り出された少年が、別の女性のもとで新たな人生を送ることになる。
外国映画

『お坊さまと鉄砲』 お坊さまはテロリスト?

2006年。民主化へと転換を図ることが決まったブータンで、選挙の実施を目指して模擬選挙が行われることに。ウラの村でその報せを聞いた高僧は、なぜか次の満月までに銃を用意するよう若い僧に指示をするのだが……。