日本映画

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『正体』 あまりに真っ直ぐ過ぎて……

日本中を震撼させた凶悪な殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた鏑木が脱走した。間一髪の逃走を繰り返す343日間。彼の正体とは? そして顔を変えながら日本を縦断する鏑木の【真の目的】とは?
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『アット・ザ・ベンチ』 なぜそこに?

川沿いの芝生にぽつんとたたずむ小さなベンチ。ある日の夕方、そのベンチには久々に再会した幼なじみの男女が座り、もどかしくも愛おしくて優しい言葉を交わす。その後もこの場所には、さまざまな人たちがやって来る。
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『アイミタガイ』 希望の星になれるか?

梓のもとに突然届いたのは、親友の叶海が命を落としたという知らせだった。梓は交際相手の澄人との結婚に踏み出せず、生前の叶海と交わしていたトーク画面に、変わらずメッセージを送り続けるのだが……。
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『本心』 「言いたいこと」と「本心」

「大事な話があるの」――そう言い残して急逝した母が、実は“自由死”を選んでいた。幸せそうに見えた母が、なぜ自ら死を望んでいたのか…。どうしても母の本心が知りたい朔也は、テクノロジーの未知の領域に足を踏み入れる。
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『十一人の賊軍』 ああ無念

時は戊辰戦争の時代。新発田藩の家老は旧幕府軍に連なる奥羽越列藩同盟と、新政府軍との間で板挟みになっていた。領地と領民を守るために家老は決死隊を組織する。彼らは死刑の罪を背負った罪人たちだった。
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『まる』 アレに異を唱える

人気現代美術家のアシスタントをしている沢田は、ある日、腕の怪我が原因で職を失う。そんな沢田が何気なしに描いた○(まる)が知らぬ間にSNSで拡散され、正体不明のアーティスト「さわだ」として一躍有名になるのだが……。
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『徒花-ADABANA-』 はかなさあってこそ?

クローン技術を用いた延命治療が認められた近未来。新次はクローンによる治療の第一人者だが、その新次が病に冒され治療が必要となる。新次は禁じられているクローンとの対話を求めることになり……。
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『あみこ』 支離滅裂な爽快さ

「どうせ死ぬんだから」という考えを持つ女子高生あみこが、同じようなニヒリストだがサッカー部の人気者のアオミくんに恋をする。一生忘れられない魂の時間を共有した2人は、運命共同体になるはずだったが……。
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『Cloud クラウド』 楽していると地獄行き?

世間から忌み嫌われる“転売ヤー”として真面目に働く主人公・吉井。彼が知らず知らずのうちにバラまいた憎悪の粒は、どす黒い“集団狂気”へとエスカレートしてゆく。
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『ぼくが生きてる、ふたつの世界』 もうひとつの境界線

主人公の五十嵐大の家が、ほかの家庭と少しだけ違っていたのは、両親の耳がきこえないことだった。幼い大にとっては、そうしたことも“ふつう”のことだった。しかし周りから特別視されることに戸惑い、苛立って……。
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『石がある』 二人の微妙な距離感

旅行会社の仕事で郊外の町を訪れた主人公(小川あん)は、川辺で水切りをしている男(加納土)と出会う。相手との距離を慎重に測っていたが、いつしか二人は上流へ向かって歩きだしていた――
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『ぼくのお日さま』 映える画がある作品

吃音のあるタクヤは、フィギュアスケートの練習をする少女・さくらに心を奪われる。コーチの荒川はそんなタクヤの姿を見て、彼を応援するためにタクヤをアイスダンスに誘うことになるのだが……。