日本映画

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『カラオケ行こ!』 組み合わせの妙?

合唱部部長の岡聡実はヤクザの成田狂児に突然カラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないというのだが……。
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『彼方のうた』 そういう者に私はなりたいけれど

書店員の春は駅前のベンチに座っていた雪子に道を尋ねるふりをして声をかける。春は雪子の顔に見える悲しみを見過ごせずにいた。一方で春は剛の後をつけながら、その様子を確かめる日々を過ごしていたのだが……。
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『市子』 描きたいのは不幸じゃない?

市子は3年間一緒に暮らしてきた恋人の長谷川からプロポーズを受けた翌日に、突然失踪。途⽅に暮れる⻑⾕川の元に刑事が現れる。刑事は市子の写真を差し出し、「この女性は誰なのでしょうか。」と尋ねるのだが……。
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『隣人X -疑惑の彼女-』 モヤモヤの正体は?

ある日、日本は故郷を追われた惑星難民Xの受け入れを発表した。人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない。Xは誰なのか? 彼らの目的は何なのか? 
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『ほかげ』 「怖くなる」とは?

女は、半焼けになった小さな居酒屋で1人暮らしている。体を売るだけで、何もせずにその日暮らしをしている。かたや空襲で家族をなくした子供がいた。闇市で食べ物を盗んで暮らしていたが、居酒屋の女を目にしてそこに入り浸るようになり…。
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『首』 秀吉とはたけしのこと?

天下統一を掲げる織田信長は、毛利軍などと激しい戦いを繰り広げていたが、その最中、信長の家臣・荒木村重が反乱を起こし姿を消す。ところが光秀はなぜか村重を殺さず匿うことに。史実を根底から覆す波乱の展開が、“本能寺の変”に向かって動き出す―
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『コーポ・ア・コーポ』 ぼちぼちのニュアンス

大阪の下町にある安アパート「コーポ」には、家族のしがらみから逃げてきたフリーターの辰巳ユリ、複雑な過去を背負い女性に貢がせて生計を立てている中条紘など、さまざまな事情を抱える人たちが暮らしている。そんな人たちのオムニバス作品。
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『正欲』 普遍性と多様性

生きづらさを抱えた人たちの群像劇。ショッピングモールで販売員として働く桐生夏月は、実家暮らしで代わり映えのしない日々を繰り返している。ある日、中学のときに転校していった佐々木佳道が地元に戻ってきたことを知り……。
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『ゴジラ-1.0』 なぜ「イヤな気持ち」に?

戦争によって焦土と化し、なにもかもを失い文字通り「無(ゼロ)」になったこの国に、追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現する。ゴジラはその圧倒的な力で日本を「負(マイナス)」へと叩き落とすことに……。
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『愛にイナズマ』 あり得ない人物とは?

花子は映画監督デビューを目前に控えていたのだが、卑劣なプロデューサーにだまされ、全てを失ってしまう。失意の底に突き落とされた花子だが、音信不通だった家族たちの力を借りて、大切な夢を取り戻すべく反撃を開始する。
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『春画先生』 アレがやりたかったのね

“春画先生”と呼ばれる変わり者・芳賀一郎は、妻に先立たれ一人研究に没頭していた。退屈な日々を過ごしていた春野弓子は、芳賀から春画鑑賞を学び、その奥深い魅力に心を奪われ芳賀に恋心を抱いていく。
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『月』 何を言っても言い足りない?

重度障害者施設で働くことになった洋子は“書けなくなった”作家だ。洋子は他の職員による入所者への心ない扱いや暴力を目の当たりにするが、それを訴えても聞き入れてはもらえない。そして、そのことに誰よりも憤っているのは、さとくんだった。