2021-10

外国映画

『最後の決闘裁判』 微妙な差異の意図は?

神はすべてを知っているとされた中世ヨーロッパで行われていた決闘裁判。本作はその最後とされる出来事を描く。レイプされた女性、その夫、さらには加害者とされる男。それぞれの視点から事件を描いていく。リドリー・スコット版の『羅生門』とも言える作品。
外国映画

『かそけきサンカヨウ』 回り道の末に

幼い頃に家を出た母親の代わりに毎日夕飯を作る陽。父親と陽のふたりだけの静かな生活は、ある日から一変する。父親が再婚すると言い出したからだ。 同じ頃、陽は画家として生きている母親の個展に出かける。友人の陸からデートに誘われたからだ。
外国映画

『ONODA 一万夜を越えて』 誇りと後ろめたさ

1974年に最後の残留日本兵として日本へ戻ってきた小野田寛郎さん描いた作品。フィリピンルバング島へ配属されてから、約30年をそのジャングルで過ごす姿が描かれる。小野田少尉はなぜ戦争が終わってもジャングルに留まり戦いを続けていたのか。
日本映画

『草の響き』 不思議な解放感

佐藤泰志の小説の五度目の映画化。東出昌大にとっては『寝ても覚めても』以来3年ぶりの主演作。 和雄は故郷の函館に妻の純子と共に戻るのだが、医師に自律神経失調症であると診断される。和雄は仕事を辞め、運動療法として毎日ランニングをすることになるのだが……。
外国映画

『クーリエ:最高機密の運び屋』 その心意気に惚れた?

第三次世界大戦に最も近づいたとされるキューバ危機。表舞台ではケネディとフルシチョフが13日間に渡り神経戦を繰り広げた。本作はそこにつながることになる裏舞台の話が描かれる。主人公ウィンはイギリス人セールスマンだが、世界の運命を左右する仕事をすることになる。
日本映画

『護られなかった者たちへ』 誰が悪かった?

全身を縛られたまま“餓死”させられるという不可解な連続殺人事件。被害者は役所で生活保護の受給手続きに関わっていた。つまりは事件は生活保護受給を巡る怨恨であり、すぐに容疑者の利根が浮かび上がる。なぜ利根は連続殺人を起こすほど恨みを抱えることになったのか?
タイトルとURLをコピーしました