2023-10

日本映画

『愛にイナズマ』 あり得ない人物とは?

花子は映画監督デビューを目前に控えていたのだが、卑劣なプロデューサーにだまされ、全てを失ってしまう。失意の底に突き落とされた花子だが、音信不通だった家族たちの力を借りて、大切な夢を取り戻すべく反撃を開始する。
外国映画

『ドミノ』 催眠術師最強説?

娘が行方不明となった刑事ロークは、何とか正気を保つために仕事に復帰する。そんな時に起きた銀行強盗。そこに現れた謎の男は、いとも簡単に人を操り、現場は大混乱に陥る。ロークはその男が娘の行方を知っていると確信し……。
外国映画

『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』 消えゆく存在?

叔父のウィリアム・ヘイルを頼ってオクラホマへと移り住んだアーネスト。アーネストはそこで暮らす先住民族・オセージ族の女性、モリーと恋に落ち夫婦となるが、2人の周囲で不可解な連続殺人事件が起き始める。
外国映画

『ザ・クリエイター/創造者』 戦っているのは誰?

遠くない近未来、人を守るはずのAIが核を爆発させた—— 人類とAIの戦争が激化する世界で、元特殊部隊の〈ジョシュア〉は人類を滅ぼす兵器を創り出した“クリエイター”の潜伏先を見つけ、暗殺に向かうのだが……。
日本映画

『春画先生』 アレがやりたかったのね

“春画先生”と呼ばれる変わり者・芳賀一郎は、妻に先立たれ一人研究に没頭していた。退屈な日々を過ごしていた春野弓子は、芳賀から春画鑑賞を学び、その奥深い魅力に心を奪われ芳賀に恋心を抱いていく。
日本映画

『月』 何を言っても言い足りない?

重度障害者施設で働くことになった洋子は“書けなくなった”作家だ。洋子は他の職員による入所者への心ない扱いや暴力を目の当たりにするが、それを訴えても聞き入れてはもらえない。そして、そのことに誰よりも憤っているのは、さとくんだった。
日本映画

『キリエのうた』 音楽映画あるいは震災映画?

新宿で「ミッドナイト・ライブ」という小さな看板をかかげて佇んでいたキリエに声をかけてきたのは、イッコと名乗る青い髪の女性。彼女が「何か歌って」とキリエにお願いすると、キリエは歌い出す。その声の響きには天性のものがあった。
日本映画

『アンダーカレント』 自分の行動に驚かされる

銭湯の女主人・かなえは、夫・悟が突然失踪し途方に暮れる。なんとか銭湯を再開すると、堀と名乗る謎の男が「働きたい」とやってきて、二人の不思議な共同生活が始まる。一方、友人から紹介された探偵・山崎は悟の行方を探すことになり……。
日本映画

『白鍵と黒鍵の間に』 「の間に」は何があるの?

昭和63年の銀座。ジャズピアニスト志望の博が場末のキャバレーでピアノを弾いていた。博は謎の男にリクエストされて、“あの曲”こと「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を演奏するが、その曲が大きな災いを招くとは知る由もなかった。
日本映画

『まなみ100%』 「意味がない」ことの意味

“ボク”は高校で同じ器械体操部に所属していた平凡そのものの女の子・まなみのことがずっと好きだった。その後の10年間で多くの出会いと別れを経験しても、まなみに対するボクの思いは変わらず……。
日本映画

『BAD LANDS バッド・ランズ』 持たざる者であり虐げられた人

大阪で特殊詐欺に手を染める橋岡煉梨(ネリ)と弟の矢代穣(ジョー)。ある夜、思いがけず3億円もの大金を手にしたことから、2人はさまざまな巨悪から狙われることとなる。原作は直木賞作家・黒川博行の『勁草』。