外国映画

『ソング・トゥ・ソング』 独自のスタイルは変わらず……

音楽業界で夢を追う主人公フェイは、大物プロデューサーのクックと付き合っているのだが、売れないソングライターBVのことが気になっている。華やかな音楽業界を舞台に美男美女の三角関係と、それぞれの夢を追う姿がテレンス・マリック独自のスタイルで描かれる。
ベスト10

2020年の映画ベスト10!

年末恒例の映画ベスト10を選んでみた。 今年はコロナ禍の1年で、世の中もあれこれと変わることになった。海外の映画は公開延期になったようで本数が少なく、邦画を観る機会が増えた。それから全体的に女性監督の作品も多かったという印象。
日本映画

『私をくいとめて』 女性のリアルな感情?

『勝手にふるえてろ』の原作者と監督コンビが再び組んだ作品。 みつ子が「おひとりさま」をエンジョイできるのは、脳内の相談役Aの存在があるからだ。Aはいつも正しい答えを用意しているし、決して彼女を傷つけない。そんな生活が永遠に続くと思われていたのだが……。
外国映画

『バクラウ 地図から消された村』 宇宙と西部劇とJCと

なぜか棺桶が散乱している田舎道を、トラックがそれを潰しながら走っていく。その先にあるバクラウ村では長老の女性が亡くなり、それ以降異変が起きている。UFO型のドローンが空を飛び、ネット上の地図から村の情報が消える。バクラウではいったい何か起きている?
外国映画

キム・ギドクが死んだ?

キム・ギドクが亡くなったというニュースを先日知った。 それでも情報としてはそれだけだし、母国の韓国から伝えられることもほとんどなく、未だに信じられないでいる。
外国映画

『燃ゆる女の肖像』 同性愛とオルフェウス

肖像画を依頼された画家と、モデルとなるお嬢様。完成した肖像画はお見合い写真代わりに将来の結婚相手に送られることになっているのだが、お嬢様は結婚を望んでいなかった。今よりも女性が不自由だった18世紀を舞台にした、同性愛をテーマにした作品。
外国映画

『魔女がいっぱい』 子供たちへのメッセージ

魔女は実在する。ごく普通の人間のフリをして町の中に潜み、大嫌いな子供たちをこっそり動物にしてしまおうと狙っているのだ。 アン・ハサウェイが初めての悪役に挑戦した作品で、『メリー・ポピンズ』みたいな魔女をイメージしていると仰天するかもしれない。
日本映画

『アイヌモシㇼ』 熊送りを再現する

14歳のアイヌの少年カントは、バンドでボーカルを担当する今どきの若者だ。カントは集落から子熊の世話を任されるのだが、実はその子熊はイオマンテと呼ばれる儀式で殺される運命だった。それを知ったカントはアイヌの儀式そのものに反感を覚えるのだが……。
外国映画

『ルクス・エテルナ 永遠の光』 地獄巡りという恍惚

ギャスパー・ノエ監督の最新作。ラストの磔のシーンを撮りたかっただけかと思わせる中編で、ほとんどそのワン・アイディアで押し切っていく。ラストの光の点滅シーンは、端的に言えば真っ当に見られるものではないかもしれない。
外国映画

『天使/L’ANGE』 何を観たのか?

1982年公開の実験映画のリバイバル。 説明することも難しい音と映像の世界。『アンダルシアの犬』も意味不明な話だったが、何が描かれているのかは明確だった。しかし、『天使/L'ANGE』においては自分が観ているものが何のかもよくわからなくなってくる。
日本映画

『ホテルローヤル』 やさしさが仇に

ラブホテルを舞台にした群像劇だが、『さよなら歌舞伎町』がある1日の話だったのに対し、『ホテルローヤル』はそこが訳あって廃業するまでの長い時間が追われる。また、ラブホテルは非日常的な空間だが、本作においてはごく普通の人々の姿が描かれていく。
日本映画

『ビューティフルドリーマー』 みんなで映画をつくろう

タイトルからもわかる通り本作は、『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』が元ネタだ。かつて押井守監督が映画化した作品だが、原作者の怒りを買ったとも噂されている。本作はその元ネタを実写で寸分違わず再現しようとする映画研究会の面々の奮闘を描く。
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