外国映画

『DUNE/デューン 砂の惑星』 覇権争いと超能力

あの『スター・ウォーズ』や『風の谷のナウシカ』など、後世の様々な映画に影響を与えたとされるSF小説の再映画化。今回は全二部作のPart1とされる。監督は『ブレードランナー2049』などのドゥニ・ヴィルヌーヴ。主演はティモシー・シャラメ。
日本映画

『ひらいて』 予想外というのは……

『勝手にふるえてろ』、『私をくいとめて』の綿矢りさ原作の映画化。主演は山田杏奈。成績優秀でクラスのリーダー的存在の木村愛は、実は目立たないクラスメイト西村たとえのことが気になっている。しかしある時たとえに秘密の恋人がいることを知ってしまう。
外国映画

『最後の決闘裁判』 微妙な差異の意図は?

神はすべてを知っているとされた中世ヨーロッパで行われていた決闘裁判。本作はその最後とされる出来事を描く。レイプされた女性、その夫、さらには加害者とされる男。それぞれの視点から事件を描いていく。リドリー・スコット版の『羅生門』とも言える作品。
外国映画

『かそけきサンカヨウ』 回り道の末に

幼い頃に家を出た母親の代わりに毎日夕飯を作る陽。父親と陽のふたりだけの静かな生活は、ある日から一変する。父親が再婚すると言い出したからだ。同じ頃、陽は画家として生きている母親の個展に出かける。友人の陸からデートに誘われたからだ。
外国映画

『ONODA 一万夜を越えて』 誇りと後ろめたさ

1974年に最後の残留日本兵として日本へ戻ってきた小野田寛郎さん描いた作品。フィリピンルバング島へ配属されてから、約30年をそのジャングルで過ごす姿が描かれる。小野田少尉はなぜ戦争が終わってもジャングルに留まり戦いを続けていたのか。
日本映画

『草の響き』 不思議な解放感

佐藤泰志の小説の五度目の映画化。東出昌大にとっては『寝ても覚めても』以来3年ぶりの主演作。和雄は故郷の函館に妻の純子と共に戻るのだが、医師に自律神経失調症であると診断される。和雄は仕事を辞め、運動療法として毎日ランニングをすることになるのだが……。
外国映画

『クーリエ:最高機密の運び屋』 その心意気に惚れた?

第三次世界大戦に最も近づいたとされるキューバ危機。表舞台ではケネディとフルシチョフが13日間に渡り神経戦を繰り広げた。本作はそこにつながることになる裏舞台の話が描かれる。主人公ウィンはイギリス人セールスマンだが、世界の運命を左右する仕事をすることになる。
日本映画

『護られなかった者たちへ』 誰が悪かった?

全身を縛られたまま“餓死”させられるという不可解な連続殺人事件。被害者は役所で生活保護の受給手続きに関わっていた。つまりは事件は生活保護受給を巡る怨恨であり、すぐに容疑者の利根が浮かび上がる。なぜ利根は連続殺人を起こすほど恨みを抱えることになったのか?
日本映画

『空白』 同じ空を見ている

きっかけはスーパーでの万引き。店長に追われた中学生は逃げている途中で事故に遭って死ぬ。被害者遺族である添田は、学校や店長を厳しく追及する。そんな姿がワイドショーで報じられると、加害者側である店長だけでなく、添田もバッシングの対象になるのだが……。
日本映画

『由宇子の天秤』 信じたいものを信じる

「女子高生いじめ自殺事件」を追うドキュメンタリー監督の由宇子は、真実の追及が自分にとっての正しいことだと感じている。しかしそんな信念を揺るがす出来事が起きる。塾経営者の父親が塾生を妊娠させていたのだ。由宇子は両方を天秤にかけることになるのだが……。
外国映画

『アイダよ、何処へ?』 あの時、起きていたこと

1995年に起きた「スレブレニツァの虐殺」を描く作品。この出来事では短い間に8000人以上の人が殺されたとされている。本作は国連の通訳をしているアイダを主人公にして、「スレブレニツァの虐殺」で実際に起きていたことを体験させるように進んでいく。
日本映画

『浜の朝日の嘘つきどもと』 映画館は必要か?

福島県南相馬市にある映画館「朝日座」。支配人は経営難から100年続いた映画館をやめる決意をする。しかし、そこに茂木莉子を名乗る女の子が現われ、朝日座を救済すると言い出すのだが‥‥。不要不急なことは後回しにされる時代に映画館は必要なのか?