藤井道人

日本映画

『パレード』 方向転換の訳は?

大災害の混乱で離れ離れになった息子を捜す母親は、自分がすでに死者となっていること、そして今いる世界が、この世に未練を残した者たちが集まる特別な場所だということを知り…。
日本映画

『ヴィレッジ』 東京になくて田舎にあるもの

優は母親の借金を肩代わりさせられている。村にはゴミの最終処分場があり、昼は真っ当なゴミ処理施設だが、夜にはヤバい廃棄物を受け入れている。優はそんな場所で昼も夜もなく働かされていた。ところがあることをきっかけに優の立場は一変することに……。
日本映画

『ヤクザと家族 The Family』 ヤクザに選択肢などないらしい

ヤクザ者として生きていくしかなかった山本賢治という男の姿を20年に渡って描く。ヤクザが肩で風を切って闊歩していた時代と違い、今ではヤクザは社会から排除され人として生きる権利すらない。そんな今の時代にヤクザ映画を作るとはどういうことか?
日本映画

『新聞記者』 真実はブラックボックスのなかに?

現在公開中の『i-新聞記者ドキュメント-』と同じく、望月衣塑子氏の著書を原案にしたサスペンス。『新聞記者』は今年の6月末に劇場公開され、11月22日にBlu-ray&DVDがリリースされた。 本作はあくまでフィクションだが、モデルとして現実の加計学園問題が意識されており、現実の安倍政権に対する批判が盛り込まれている。