蒼井優

日本映画

『スパイの妻<劇場版>』 理解できるか、俺たちを

ヴェネチア国際映画祭で銀熊賞を獲得した黒沢清監督の最新作。 普遍的な正義のために売国奴となることも厭わない夫のため、聡子はスパイの妻と呼ばれる覚悟を決める。聡子にとっては正義/不正義といったことよりも、夫と一緒に行動することが重要だったからだ。
日本映画

『ロマンスドール』 ロマンスの神様のいたずら

ラブドール製作会社に勤める哲雄(高橋一生)は、そのことを妻の園子(蒼井優)には秘密にしていた。秘密はさらなる秘密を生み、結婚生活は次第にこじれてくることに……。 ふたりがそれぞれの秘密を共有したとき、結婚生活は壊れてしまうのか否か? タナダユキ監督が『百万円と苦虫女』以来久しぶりに蒼井優とコンビを組んだ最新作。
日本映画

『宮本から君へ』 宮本みたいに生きてみたらどうだ

感情的で暑苦しく、空気を読むことのない愚直な宮本浩(池松壮亮)は、いつも周囲を巻き込んで失敗を繰り返している。しかし、今度の闘いばかりは負けるわけにはいかないものだった。 汗と涙と血を巻き散らしながら絶叫する宮本の熱量に圧倒される2時間。もちろん本作は「ちょっとは宮本みたいに生きてみたらどうだ」と挑発しているのだ。