池松壮亮

日本映画

『愛にイナズマ』 あり得ない人物とは?

花子は映画監督デビューを目前に控えていたのだが、卑劣なプロデューサーにだまされ、全てを失ってしまう。失意の底に突き落とされた花子だが、音信不通だった家族たちの力を借りて、大切な夢を取り戻すべく反撃を開始する。
日本映画

『白鍵と黒鍵の間に』 「の間に」は何があるの?

昭和63年の銀座。ジャズピアニスト志望の博が場末のキャバレーでピアノを弾いていた。博は謎の男にリクエストされて、“あの曲”こと「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を演奏するが、その曲が大きな災いを招くとは知る由もなかった。
日本映画

『シン・仮面ライダー』 エヴァのあとに残ったもの

1971年放送開始の特撮テレビドラマ『仮面ライダー』のリブート作品。何者かに追われた本郷猛はバイクから転げ落ちた拍子に仮面ライダーに変身する。彼はショッカーたちに改造され、人間離れした力を持つことに……。
日本映画

『ちょっと思い出しただけ』 決定的な分岐点

2021年7月26日、34歳の誕生日を迎えた照生(池松壮亮)。彼は本作の主人公だが、本作にはもう一人の主人公がいる。それはタクシー運転手をしている葉(伊藤沙莉)だ。本作は「7月26日」という1日を1年ずつ遡るスタイルで展開していく。
日本映画

『アジアの天使』 中年天使は人を噛む

青木剛(池松壮亮)は日本の家を引き払い、息子の学と一緒に韓国へと渡る。兄の透(オダギリジョー)が仕事を紹介してくれることになっていたからだが、事業は早々に失敗し前途多難に……。 『茜色に焼かれる』などの石井裕也がオール韓国ロケで製作したロードムービー。
日本映画

『宮本から君へ』 宮本みたいに生きてみたらどうだ

感情的で暑苦しく、空気を読むことのない愚直な宮本浩(池松壮亮)は、いつも周囲を巻き込んで失敗を繰り返している。しかし、今度の闘いばかりは負けるわけにはいかないものだった。 汗と涙と血を巻き散らしながら絶叫する宮本の熱量に圧倒される2時間。もちろん本作は「ちょっとは宮本みたいに生きてみたらどうだ」と挑発しているのだ。
日本映画

『よこがお』 曖昧な場所

『淵に立つ』などの深田晃司監督が筒井真理子を主役に迎えた最新作。リサと市子というふたりの女性。本作ではふたりのエピソードが同時進行していく。ふたりは一体どういう関係なのか?