斎藤工

日本映画

『グッバイ・クルエル・ワールド』 世代論みたいなもの?

ソウルフルな音楽で始まるクライムエンターテインメント。一夜限りの強盗団はヤクザの金を強奪することに成功するのだが、ヤクザが黙っているはずもなく、次第にクズ同士の潰し合いになっていく。最後まで生き残るのは一体誰なのか?
日本映画

『シン・ウルトラマン』 「怪獣プロレス」だけじゃない

昭和41年からテレビで放送された『ウルトラマン』のリブート作品。『シン・ゴジラ』と同様に、庵野秀明(企画・脚本)と樋口真嗣(監督)のコラボレーションで、初めてウルトラマンが地球に現れた世界を描く。出演は斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊など。
日本映画

『ビューティフルドリーマー』 みんなで映画をつくろう

タイトルからもわかる通り本作は、『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』が元ネタだ。かつて押井守監督が映画化した作品だが、原作者の怒りを買ったとも噂されている。本作はその元ネタを実写で寸分違わず再現しようとする映画研究会の面々の奮闘を描く。
日本映画

『糸』 平成と中島みゆきを組み合わせて……

菅田将暉と小松菜奈の競演作としては三作品目。『ディストラクション・ベイビーズ』でふたりが演じたのは殺し合うことになる役柄で、次の『溺れるナイフ』もごく普通の恋愛ものとは言いかねる内容だった。そんな意味では等身大のふたりが演じる初めての恋愛ものなのかも。
日本映画

不要不急なことなれど……

コロナ禍では不要不急のものは後回しにされることになるわけで、映画などはその最たるものかもしれない。とはいえ、映画業界も長らく休業を余儀なくされ窮状にあることは間違いない。そんな中、大林宣彦監督の遺作となった『海辺の映画館―キネマの玉手箱』、岩井俊二監督の最新作『8日で死んだ怪獣の12日の物語 劇場版』が公開となった。