諏訪太朗

日本映画

『猫と塩、または砂糖』 常識外れか非常識か

僕の職業は、猫である。そう語る一郎は、世間的に言えば“ニート”だ。それでも彼にとっては、お母さんの愛玩動物となることが職業なのだ。そんな一郎の家にふたりの闖入者が現れる。お母さんの元カレとその娘だ。それによって家族の関係に変化が生じ……。