石井岳龍

日本映画

『箱男』 増殖する箱男たち

ダンボールを頭からすっぽりと被り、街中に存在し、一方的に世界を覗き見る箱男。カメラマンである“わたし”は、偶然目にした箱男に心を奪われ、自らもダンボールをかぶり、遂に箱男としての一歩を踏み出すことに。