眞島秀和

日本映画

『彼方のうた』 そういう者に私はなりたいけれど

書店員の春は駅前のベンチに座っていた雪子に道を尋ねるふりをして声をかける。春は雪子の顔に見える悲しみを見過ごせずにいた。一方で春は剛の後をつけながら、その様子を確かめる日々を過ごしていたのだが……。