白石和彌

日本映画

『十一人の賊軍』 ああ無念

時は戊辰戦争の時代。新発田藩の家老は旧幕府軍に連なる奥羽越列藩同盟と、新政府軍との間で板挟みになっていた。領地と領民を守るために家老は決死隊を組織する。彼らは死刑の罪を背負った罪人たちだった。
ドラマシリーズ

『極悪女王』 好きなように生きろ!

80年代に一世を風靡したクラッシュ・ギャルズ。その敵役として登場したのがダンプ松本率いる極悪同盟だった。落ちこぼれだった松本香はいかにしてダンプ松本となったのか?
日本映画

『碁盤斬り』 時代劇らしい画づくり

柳田格之進は故郷を追われ、娘のお絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らしている。ある日、格之進は囲碁仲間から盗みの疑いをかけられることになり……。
日本映画

『死刑にいたる病』 おぞましさ以外の何か

24人を殺したとされる稀代の殺人鬼・榛村。そんな殺人鬼から雅也のもとに手紙が届く。榛村は1件だけの冤罪を主張する。雅也は榛村のためにその事件を調べることになるのだが、一体なぜ雅也は榛村のためにそんなことをするのだろうか?監督は『凶悪』の白石和彌。
日本映画

『孤狼の血 LEVEL2』 どっちが怖い?

『孤狼の血』の続編。前作から3年、大上の後を受け継ぎ広島の裏社会を仕切っている日岡。そこへ上林という危険人物が戻ってくる。ヤクザの上役たちも止めることができない上林の暴走が、それまで保たれていた裏社会の秩序を壊していくことになり、日岡も追い詰められていく。
日本映画

『ひとよ』 希望の言葉が呪縛に

ある雨の夜、稲村こはる(田中裕子)は子供たちにも暴力を振るう夫のことを轢き殺す。それはこはるが考え抜いた末の結論だった。しかし残された子供たちは「殺人者の子供」と蔑まれることになる。15年後に稲村家に戻ってきたこはるだが、子供たちは複雑な気持ちでその母親と向き合うことに……。