今泉力哉

外国映画

『かそけきサンカヨウ』 回り道の末に

幼い頃に家を出た母親の代わりに毎日夕飯を作る陽。父親と陽のふたりだけの静かな生活は、ある日から一変する。父親が再婚すると言い出したからだ。 同じ頃、陽は画家として生きている母親の個展に出かける。友人の陸からデートに誘われたからだ。
日本映画

『街の上で』 記録と記憶

新型コロナの影響で公開が延期されていた今泉力哉監督作品。街そのものが主役とでもいうかのように実在する下北沢の店がいくつも登場し、変化の只中にあった街の姿をフィルムに留めようとする。ゆるやかな時間が流れ、いつまでもそこに浸っていたくなる。
日本映画

『his』 理想論だけれど涙を禁じ得ない

先週『mellow メロウ』が公開されたばかりの今泉力哉監督の最新作。 主人公の迅が都会の生活を捨てて山の中でひっそり暮らしているのは、彼が同性愛者だから。しかしそこにかつての恋人・渚が娘を連れて現れて……。 本作では迅と渚はそれぞれある決断をすることになるが、予想していたのとは違う決断で大いに泣かされることになった。
日本映画

『mellow メロウ』 片想い至上主義を推し進めると

『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』などの今泉力哉監督の最新作。 監督自身が「片想い祭り」と呼ぶこの作品は、まさに今泉監督のエッセンスを純粋培養したようなものとなっている。余計なものを排除してただ片想いに耽ることになる登場人物たちを見ていると、片想いって素晴らしいという気持ちになってくる。
タイトルとURLをコピーしました