外国映画 『遺灰は語る』 達観した視点 主人公はノーベル賞作家ピランデッロの“遺灰”である。「遺灰は故郷シチリアに」と遺言を残すが、時の独裁者ムッソリーニは、作家の遺灰をローマから手放さなかった。戦後、ようやく彼の遺灰が、故郷へ帰還することになるのだが……。 2023.06.27 外国映画