外国映画

『ストーリー・オブ・マイ・ワイフ』 この世界の部外者

海の男ヤコブは、友人と「最初に店内に入ってきた女性と結婚する」という賭けをする。ヤコブはそんなふうにリジーと出会い、結婚する。幸せな結婚生活がスタートするが、ヤコブはリジーのことが理解できずに翻弄されていくことになるのだが……。
日本映画

『裸足で鳴らしてみせろ』 監督の顔は?

「世界を見てきてほしい」と頼まれた槙は、友人である直己と一緒に世界を巡る旅へ出る。金銭的余裕はないから、サハラ砂漠は公園の砂場で代用する。そんな偽りの音を求めるうちに、ふたりは親しくなり、互いに触れるためだけに格闘するようになり……。
外国映画

『プアン/友だちと呼ばせて』 前に進むための後退

白血病で余命宣告を受けたウードは、ニューヨークにいるボスに最期の頼み事をする。ウードは元カノに会って、物を返したいという。しかし、実はそれは本当の目的ではなかった。ウードが返したかったのは別にあり、それはボスに返すべきものだったのだ。
外国映画

『女神の継承』 呪術的世界の背後に……

タイの小さな村ではバヤンという女神が崇拝されていた。そこではある一族の女性が、祈祷師を務めてきた。そして、次の後継者がミンだった。ドキュメンタリー映画のスタッフは、女神の継承の過程を撮影できることを期待してミンにカメラを向けるのだが……。
外国映画

『アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台』 もう待てない!

役者としての仕事にあぶれたエチエンヌは、刑務所内での演技指導に招かれる。エチエンヌはそこで囚人たちと『ゴドーを待ちながら』をやることに。クセのある囚人たちだが、彼の演技に対する情熱にほだされてやる気を出し、パリの大劇場に招待されることに……。
日本映画

『猫と塩、または砂糖』 常識外れか非常識か

僕の職業は、猫である。そう語る一郎は、世間的に言えば“ニート”だ。それでも彼にとっては、お母さんの愛玩動物となることが職業なのだ。そんな一郎の家にふたりの闖入者が現れる。お母さんの元カレとその娘だ。それによって家族の関係に変化が生じ……。
日本映画

『夜明けの夫婦』 何が言いたかったんだろ?

コロナ禍の自宅待機状態は夫婦の関係を変えてしまう。さらと康介はコロナ禍で一緒にいることによって、かえってセックスレスに陥っていた。それでも姑は「子供はまだ?」というプレッシャーをかけてくるわけで、さらは自ら積極的に康介をベッドに誘うことに……。
外国映画

『EMMA エマ』 ドールハウスのような世界

エマは美人で頭が良くお金持ち。もうすぐ21歳になるが、人生の悲しみや苦しみをほとんど知らずに生きてきた。彼女の今の生き甲斐は人のために恋のキューピッドになることだった。 ジェーン・オースティン作品の映画化。主演はアニヤ・テイラー=ジョイ。
外国映画

『戦争と女の顔』 ふたりは一心同体?

舞台は1945年のレニングラード。戦争で負ったケガで後遺症を抱えているイーヤは、子供を育てつつ病院で働いている。ところがその後遺症によって誤って子供を死なせてしまう。そこに本当の母親であるマーシャが戦地から帰還することになり……。
日本映画

『ビリーバーズ』 3人は何と闘っているの?

とある孤島で生活をする二人の男と一人の女。宗教団体に属している3人は、汚れた俗世を離れ、そこで心身を浄化する修行に励んでいる。ところがそこに闖入者が現れ、事件が起きることに。それから3人の関係は次第に変わっていくことになるのだが……。
外国映画

『エルヴィス』 愛のために死す

エルヴィスがいなければ、ビートルズもクイーンも存在しなかった! そんな伝説的な存在、エルヴィス・プレスリー。本作は彼の生涯を描いた伝記映画だ。エルヴィスはセンセーショナルなパフォーマンスでスターになるものの、わずか42歳で死ぬことに……。
外国映画

『わたしは最悪。』 “何か”を待ちながら

成績優秀で様々な可能性に溢れたユリヤは、それだけに自らの進むべき道を見つけられないでいた。同棲しているグラフィックノベル作家で年上のアクセルは、彼女に家庭に入ることを求めるものの、ユリヤはそれにも疑問を感じていて受け入れられずにいたのだが……。