外国映画

『パワー・オブ・ザ・ドッグ』 “有害な男らしさ”の被害者は?

1920年代のモンタナ州。長年牧場経営をしてきたフィルとジョージの兄弟。ジョージがローズと結婚することになるのだが、フィルはローズに対し嫌悪感を隠さない。フィルのいびりに参ってしまったローズは、アルコールに逃げることになるのだが……。
外国映画

『皮膚を売った男』 社会風刺とエンタメと

シリア難民のサムは、自由を手にするために自らの背中を売る。背中にタトゥーを施し、サム自身がアート作品となるのだ。難民であるサムも、アート作品としてならば、世界中を旅することができる。サムは大金を手に入れ、美術館に展示されることになるのだが……。
日本映画

『恋する寄生虫』 コロナの時代の恋

潔癖症で人と触れ合うことができない高坂(林遣都)と、視線恐怖症でヘッドフォンによって外界を遮断しなければ生きてけない佐薙(小松菜奈)。ふたりは出会い恋に落ちることになるが、それはふたりの中にいる寄生虫が原因だった? 若者に人気の三秋縋の同名小説の映画化。
外国映画

『エターナルズ』 人類とMCUの行く末は?

MCUの第26作。今回は7000年前から人類を守ってきたエターナルズが主人公だ。彼らは人類を脅かすディヴィアンツから人類を庇護してきた。数世紀前には駆逐したはずの敵が復活し、地球上で散り散りになっていたエターナルズが再結集することになるのだが……。
外国映画

『ほんとうのピノッキオ』 キャラクターを愛でる作品

誰もが知っているピノキオの物語の実写映画化。本作はディズニーのアニメとは違って、より原作に忠実に描かれている。木でできたピノッキオの造形はCGではなく特殊メイクで再現している。リアルな木目があるピノッキオはどこか不気味で、どこかかわいらしい。
外国映画

『DUNE/デューン 砂の惑星』 覇権争いと超能力

あの『スター・ウォーズ』や『風の谷のナウシカ』など、後世の様々な映画に影響を与えたとされるSF小説の再映画化。今回は全二部作のPart1とされる。 監督は『ブレードランナー2049』などのドゥニ・ヴィルヌーヴ。主演はティモシー・シャラメ。
日本映画

『ひらいて』 予想外というのは……

『勝手にふるえてろ』、『私をくいとめて』の綿矢りさ原作の映画化。主演は山田杏奈。 成績優秀でクラスのリーダー的存在の木村愛は、実は目立たないクラスメイト西村たとえのことが気になっている。しかしある時たとえに秘密の恋人がいることを知ってしまう。
外国映画

『最後の決闘裁判』 微妙な差異の意図は?

神はすべてを知っているとされた中世ヨーロッパで行われていた決闘裁判。本作はその最後とされる出来事を描く。レイプされた女性、その夫、さらには加害者とされる男。それぞれの視点から事件を描いていく。リドリー・スコット版の『羅生門』とも言える作品。
外国映画

『かそけきサンカヨウ』 回り道の末に

幼い頃に家を出た母親の代わりに毎日夕飯を作る陽。父親と陽のふたりだけの静かな生活は、ある日から一変する。父親が再婚すると言い出したからだ。 同じ頃、陽は画家として生きている母親の個展に出かける。友人の陸からデートに誘われたからだ。
外国映画

『ONODA 一万夜を越えて』 誇りと後ろめたさ

1974年に最後の残留日本兵として日本へ戻ってきた小野田寛郎さん描いた作品。フィリピンルバング島へ配属されてから、約30年をそのジャングルで過ごす姿が描かれる。小野田少尉はなぜ戦争が終わってもジャングルに留まり戦いを続けていたのか。
日本映画

『草の響き』 不思議な解放感

佐藤泰志の小説の五度目の映画化。東出昌大にとっては『寝ても覚めても』以来3年ぶりの主演作。 和雄は故郷の函館に妻の純子と共に戻るのだが、医師に自律神経失調症であると診断される。和雄は仕事を辞め、運動療法として毎日ランニングをすることになるのだが……。
外国映画

『クーリエ:最高機密の運び屋』 その心意気に惚れた?

第三次世界大戦に最も近づいたとされるキューバ危機。表舞台ではケネディとフルシチョフが13日間に渡り神経戦を繰り広げた。本作はそこにつながることになる裏舞台の話が描かれる。主人公ウィンはイギリス人セールスマンだが、世界の運命を左右する仕事をすることになる。
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